我が家の防災について改めて考えてみた #3|水の備え

我が家の暮らし

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我が家の防災について改めて考えてみた、第3回。

今回は水の備えについて考えます。

※前回の記事はこちら

我が家の防災について改めて考えてみた #2|トイレの備え

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水の備え|飲料水と生活用水

水はその使用方法により、飲料水と生活用水に分けられます。

飲料水は災害時であっても生命維持のために必要不可欠ですが、生活用水は飲料水と比べると、重要度は低めの印象。

現に、国の防災基本計画では、飲料水については「最低3日間、推奨1週間」分の備蓄をするよう啓発を図る旨の記載がありますが、生活用水については何の記載もされていません。

もちろん、どちらも充分に準備をするに越したことはないのでしょうが、継続的に備えることを考えると、無理は禁物です。

私としては、「飲料水=MUST、生活用水=WANT」の姿勢で備えようと思います。

飲料水の必要量の目安としては、一般的に1人1日3リットルとされていることが多いようです。

試しに、我が家の飲料水の推奨量を計算してみると、こうなりました。

1人1日3リットル×7日分×2人分=42リットル

ちなみに、生活用水の必要量の目安は、一般的に1人1日10~20リットル。

但し、これはあくまで平常時に手を洗ったり、トイレを流したり、食器を洗ったりするときに使用する水の目安量と思いますので、この量を真に受けて備蓄する必要はないだろうと思っています。

災害時にまで平常時と同等量の生活用水を使用するなんていうことはしないはずで、「あればあるに越したことはないけれど、なければないなりに何とかするだろう」というのが、私の生活用水に対する考え方です。

水の備えとしては、以下の両輪で検討しました。

  • 水そのものの備え
  • 給水への備え

それぞれ見ていきます。

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水の備え|水そのものを備える

まずは、水そのものの備蓄。

我が家としては、飲料水の推奨量分までは「飲める水」を備えておくつもりです。

生活用水専用として「飲めない水」を備蓄するつもりはありませんので、せめて飲料水の推奨量くらいはクリアしておきたいかなと。

再掲となりますが、我が家の飲料水の推奨量は以下。

1人1日3リットル×7日分×2人分=42リットル

この全量を、市販のペットボトルの水で準備することにしました。

日常でウォーターサーバーなどを使っていれば、その辺のストックでまかなえるんでしょうけどね…。

残念ながらそんなものは我が家には無いので、ペットボトルに頼ります。

ところで、水や食料の備蓄というと、有名なのがローリングストック法

  1. 水や食料を少し多めに買い置きする
  2. 古いものから消費する
  3. 消費した分を買い足す

⇒ 常に一定量の水や食料が備蓄される

というものです。

これはこれで手軽にできるので是非取り入れたいところですが、備える量が多くなればなるほど、必要量をキープしつつ期限までに確実に消費するというのが難しそう。。。

例えば、ペットボトルの水の賞味期限は通常1~2年。それを42リットルも備蓄してしまったら、我が家の場合、消費が追いつかないこと間違い無しです。

なので、全量をローリングストックすることは諦め、部分的にローリングストック法を取り入れることにしました。

①長期保存水を非常時専用に購入:24リットル

防災用品として販売されている長期保存水で、まずは一定量を確実にキープする作戦です。

具体的には、2022年に購入したイザメシ7年保存水500ml×24本ケース×2箱が既にあるので、それを引き続き保管します。

あくまで非常時用ということで、2リットルではなく飲み切りやすい500mlペットボトルで。

期限が切れる1年くらい前に新しいものに入れ替えれば、古いほうも何とか消費できるんじゃないかと思ってます。

②普段使用する水をローリングストック:12リットル以上

防災用品とは別に、普段使用する水をローリングストックします。

具体的には、半年に1回、ロハコウォーター2リットル×5本ケースを1箱購入しているので、これを継続します。

消費状況に関わらず半年に1箱必ず購入すると決めてしまえば、我が家の消費ペース的に、最低12リットルはストックされた状態がキープできそうです。

余談ですが、半年に1回のロハコというのはこれです↓

③その他寄せ集め:6リットル以上

最後は、上記以外の手段で入手した500mlペットボトル水を寄せ集めて、最低6リットル。

具体的には、毎年杉田エースが株主優待でプレゼントしてくれるイザメシ7年保存水500mlや、自分で購入するエビアン500mlなどです。

杉田エースの株主優待が今後も継続されれば、理論上、それだけで合計7リットル分の7年保存水が集まるはず…。(500ml×2名義×賞味期限7年=7リットル)

以上で、最低でも合計42リットル分の水の備蓄がクリアできる計算となりました。

一旦この運用で様子を見ます。

水の備え|給水に備える

次に、給水への備え。

これは、今回防災について改めて考えてみて、見直した部分です。

元々給水への備えとして、私が用意していたのは給水袋。

先日、防災グッズは2017年に適当に買い集めたまま放置されている状態…と書きましたが、これはまさにそのグッズのひとつ(笑)。

給水できる道具があったほうがよさそうだけれど、非常用持出袋には収まってくれなきゃ困る!ということで、当時私が選んだのが給水袋でした。

給水袋ならかさばらず、折りたためば非常用持出袋に常に入れておけますので…。

まぁこれはこれで間違いではないのでしょうけれど、在宅避難を前提に改めて考えてみると、給水袋ではちょっと心許ない気がしたんですよね…。

在宅避難で給水所まで水をもらいに行くと想定した場合、コンパクトさ重視の給水袋よりも、取り扱いやすいポリタンクがあったほうがいいのではないかなと。

で、今回これを追加購入しました。

無印良品のポリエチレン水タンク。12リットル入るそうです。

折りたたみ式の台車(※これは無印ではない)を持っているので、自宅・給水所間は台車で運ぼうと思ってます。

水の備え|我が家としてのまとめ

我が家の防災、水の備えとしては以下です。

<飲料水>

・市販のペットボトルの水を最低でも42リットル分用意する
※1人1日3リットル×7日分×2人分=42リットル

<生活用水>

・何も備えない

<給水グッズ>

・ポリタンク+台車を用意する(※在宅避難用)
・給水袋を用意する(※非常用持出袋用)

国が推奨する飲料水7日分の備蓄はしっかり行ないますので、そこから先は行政に期待させてください…。

次回に続く…

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