我が家の防災について改めて考えてみた、第4回。
今回は電気の備えについて考えます。
※前回の記事はこちら
電気の備え|備えが不十分だった我が家に朗報
いきなりですが、我が家は結構電気に頼っている家なんじゃないかと思ってます。
スマホ、タブレット、PCは必需品。
夫婦どちらとも節電意識は持ち合わせておらず、それぞれが自由にバンバン電気を使いながら生活している状況です。
そんな我が家ですので、電気の備えはもちろん万全…と言いたいところですが、防災を意識し始めた2017年から現在に至るまで、大した備えはできていません。。。
度々の登場で恐縮ですが、私が防災意識を持つきっかけとなった映画『サバイバルファミリー』では、原因不明の電気消滅が発生していました。
あらゆる電化製品が軒並み使用できなくなるのはもちろん、水道、ガス、交通機関などのインフラにまで影響を及ぼすのが電気消滅です。
しかも、映画の中ではそんな電気のない暮らしが年単位で続いていました。ああ怖い。
でも、映画は映画。
私が備えているのはあくまで想定できるレベルの大災害であって、こういった災害が原因で、年単位で電気が使えなくなるということはさすがにないでしょう。
じゃあ、実際に電気が使えなくなるのはどのくらいの期間か?
これ、私は今回調べるまで全く知らなかったんですが、水道、電気、ガスの中で、災害時に圧倒的に早く復旧するのが電気なんですね。
もちろん地域差などもあるのでしょうけれど、ざっくり、
電気:数日~1週間
水道:1か月
ガス:1か月半~2か月
を目安に考えていれば良さそうです。
上手くいけば電気の復旧は1~2日!!!
さすがに『サバイバルファミリー』は異常だとしても、私のイメージでは電気も水道とガスと同じくらいの期間使えていませんでしたよ…。
電気がこんなに早く復旧する可能性を秘めているとは。
これを踏まえると、備えに対する考え方も変わってきます。
電気については以下3種類の用途に分けて考えてみることにします。
- 灯りとしての電気
- スマホ充電のための電気
- その他電化製品を動かすための電気
では、それぞれ見ていきます。
電気の備え|灯りとしての電気
停電時、恐らく一番最初に困るのが照明が切れることでしょう。
在宅避難をする場合、家の中を安全に移動するための最低限の灯りはマスト。
電力以前の問題として、まず、停電時でも使用できる照明器具を備え、さらにそれを使うための電力も併せて用意しておく必要があります。
我が家として、現状備えているのは以下。
- 懐中電灯×2個
- ヘッドライト×2個
- 乾電池 単3形×10個
- 乾電池 単4形×10個
懐中電灯はこの記事に載っている2個で、
ヘッドライトはこの記事に載っている2個です。
いずれも携帯性には優れていますが、在宅避難と考えるとちょっと頼りない気がしてきました。
防災グッズを買い集めたい派の私としては、ここにランタンタイプのライトを1~2個追加するのもいいかもなぁと考えているところ。。。
とはいえ、最低限の備えとしてはクリアできているかなとも思うので、ここから先はあくまで趣味の範囲というか、余力があったらという感じでいきたいです。
困るのは夜間帯のみ。しかも上手くいけば1~2日ですむと考えるとなおのこと。
電気の備え|スマホ充電のための電気
ひと昔前の防災対策と一番大きく変わった点はこれなのかもしれません。
かつては災害時の情報収集手段といえばラジオが定番品でしたが、今や完全にスマホの時代。
災害時でなくとも「とにかくスマホさえあれば何とかなる」という現代において、スマホの電池がなくなるというのは死活問題です。
そもそも、今の私のスマホの使い方だと、災害とか関係なく電池が一日持たないんですよ…。(←ゲームやりすぎ)
なのに、モバイルバッテリー的なものを何も持っていません。死んだ。。。
これはさすがによくないので、モバイルバッテリーくらいは入手したいと思ってます。
思ってるだけです、、、今のところ。。。
2025年の目標にしようかな、モバイルバッテリー購入。
こういうことを来年まで引き延ばす性格が駄目なんでしょうけど、、、まぁでも来年は絶対に買います!
とりあえず、旦那はスマホ用のモバイルバッテリーを持っているみたいなので、旦那が居れば電気を譲ってもらえるんじゃないかとは思ってます。
電気の備え|その他電化製品を動かすための電気
電気の備えといえば、最近はポータブル電源を用意することが一般的になってきました。
私が防災に興味を持ち始めた2017年頃はまだまだ特殊アイテムという存在だったように記憶していますが、今やそれなりに防災意識の高い人の家には必ずと言っていいほど置いてある印象です。
我が家には、、、もちろんありません。
ポータブル電源に限らず、前述の乾電池と旦那が持っているであろうモバイルバッテリー以外に、電源になりそうな道具は何もなし。
ポータブル電源が流行り始めた数年前、旦那に「買おうか!」と言ったら、「要らないでしょ」と一蹴されてそれっきりになっています。
高価なものなので、旦那的には金額に見合っていないということなのかと。
私としてはいざというときにあったら便利だろうから買ってもいいんじゃないかなーと数年間思い続けてきましたが、今回考え直しました。
灯りとスマホが2日間程度使える準備ができていればそれで良し!
他の電化製品を動かすことは潔く諦めて、電気が早く復旧することを祈るほうにシフトします。
電気の備え|我が家としてのまとめ
我が家の防災、電気の備えとしては以下です。
<灯りとしての電気>
・懐中電灯とヘッドライトをそれぞれ2個ずつ用意する
・上記の予備電池として、単3形と単4形の乾電池をそれぞれ10個ずつ用意する
・そのうちランタンタイプのライトを買うかも?
<スマホ充電のための電気>
・来年モバイルバッテリーを買う
<その他電化製品を動かすための電気>
・何も備えない
2日間、夜間に使える最低限の灯りとスマホのことだけ考えて、あとはひたすら早期復旧を祈るのみ。
夏の暑さだけが心配なので、電気を使わない暑さ対策で何か出来ることがないか調べておこうっと。
次回に続く…
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