所属プロジェクトを抜けるときは会社を辞めるとき

退職とアーリーリタイア

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正社員として18年以上働いたのちに退職しました。

一度も転職することなく惰性で働き続けていましたが、長い間同じ環境に身を置きすぎて、もはや新しいことなんて何も出来る気がしなくなっていましたね…。

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同じ会社で18年、同じチームで10年

同じ会社に18年以上勤めていました。

職種もずっと変わっていません。

10人程度のチームというかプロジェクトで仕事をしていましたが、この所属プロジェクトすら、もう10年以上変わっていませんでした。

自分の周りを見渡してみても、これだけ長期間同じチームに居続ける人というのは少数派だったように思います。

私はどちらかというと、、、いや、どちらかといわなくても、変化を好まないタイプの人間です。

幸いチームメンバーには恵まれていましたし、今さら新しいチームで新しい仕事なんて出来る気がしません。

同じチームに居続けることは私の希望でもありました。

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チーム異動のパターン

もちろん会社組織ですから、必ずしも希望が通るわけではありません。

私のように恐ろしく長い期間同じチームに居続ける人がいる一方、1年未満でチームを転々とする人もいます。

そもそもプロジェクトが終了してしまえばチームは解体されますので、いつまで同じチームで仕事ができるかは、その内容によるところも大きいのです。

それでも、私を含めたヒラリーマンたちは、大体次のような判断でチーム異動が決められていたように思います。

①引く手あまた系
プロジェクトがある程度軌道に乗ったタイミングでチーム異動。
その人がどうしても必要だという外部からの判断によって、強引に引き抜かれていく人々。

②役割全う系
あらかじめ決められた役割を全うしたタイミングでチーム異動。
特定のフェーズ中に特定の役割で参画し、フェーズ終了までには去っていく。そしてまたタイミングが合った別のチームに同じ役割で参画…。そんな感じでチームを乗り換えていく人々。

③お役御免系
減員時や代替要員が確保できたタイミングでチーム異動。
特に適切な異動先があるわけでもないけれど、この人はもう要らないなという内部からの判断によって、あっさり終了となる人々。

④上記以外
とりあえず残留。

上記④の「とりあえず残留」を繰り返した結果が私の10年超というわけです。

チームを抜けるときは会社を辞めるとき

私のケースでもう少し考えてみると、

  • コイツを欲しがっているプロジェクトはどこにもない
  • かといって、一刻も早く切り捨てたいほどポンコツというわけでもない
  • まぁ下手に異動させるよりはこのまま置いておいたほうが、何らかの役には立ちそうだ…

そういった判断が、過去に幾度となく繰り返されたものと想像できます。

そして、そうやって残留し続けた私は、気づけばチームの古株になっていました。

新しいメンバーが入り、色々なことを教えて教えて教えて、、、ようやく育ってきたなという頃にそのメンバーが抜けていくというのも、もう見飽きた光景です。

長く居すぎたというだけでいつしかチームからは簡単に外せない状態になり、退職する数年前からは異動の候補にすら名前が挙がらなくなっていたと思います。

先にも書いたように、今さら新しいチームで新しい仕事なんて出来る気はしていません。

このプロジェクトがいつまで続くのかは分からないけれど、このチームを抜けなければならない局面がきたら、そのときは会社を辞めることになるんだろうなぁ、、、漠然とそんなことを思うようになっていました。

元々定年まで働くつもりなんてなかったし、このプロジェクトもまだ数年は終わる気配が見えない。

自分が望まない限りは外されることもなさそうだし、プロジェクトが終わる頃にはきっとそれなりの年齢になっているだろう…という、そんなところ。

結局自分から先に辞めてしまった

チームは同じでも、自分はどんどん年次を重ねていきます。

ポジションが変わり、求められることが増え、時間に追われることが苦痛になっていきました。

これ以上今のプロジェクトの仕事なんかしたくない。

でも、他のプロジェクトの仕事なんてもっとしたくない。

これらを手っ取り早く解決する方法が、私にとっては会社を辞めることでした。

プロジェクトが普通に続くなか、まさか自分が先に辞めることになるとは。

我ながら意外な結末だったなと思っています(笑)。

これが正しい選択だったかはわかりません。

でも、残るための選択肢、例えば同じチームで役割を変えてもらうといった方法はどこかにしわ寄せが来そうだったので、まぁこれはこれで良かったのだと…。

あのまま残っていたら、きっと今日もまだ同じプロジェクトで仕事をしていたはずです。

無限に続きそうなサイクルから無事に抜け出せたということだけでも、私にとっては快挙。

肩の荷が下りました。

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