我が家の防災について改めて考えてみた、第2回。
前回何に備えるのかが明確になったので、今回から具体的な備えについて考えてみます。
まずはトイレの備えから。
※前回の記事はこちら
我が家の防災について改めて考えてみた #1|そもそも何に備えるのか
トイレの備え|トイレの備蓄は7日分推奨
年始に発生した能登半島地震の後、識者の方々がトイレの備えの重要性について改めて啓蒙されていたのが記憶に新しいです。
お腹が空くのは多少我慢ができても、トイレはそうはいきません。
特に、我が家のようにマンションでの在宅避難を考える場合には、トイレの備えは必須でしょう。
国の防災基本計画では、食料、飲料水と並んで、トイレについても「最低3日間、推奨1週間」分の備蓄をするよう普及啓発を図る、としているようです。
試しに、我が家のトイレ備蓄の推奨量を計算してみると、こうなります。(※トイレ使用回数は1人1日5回と仮定)
1人1日5回×7日分×2人分=70回分
さすがに私も非常用トイレが必要だろうことは理解していたので、2017年に防災グッズを買い集めた際に、一応準備はしていました。
当時私が購入したのは、洋式便器にセットする袋と凝固剤がセットになったタイプのもので、その数は30回分。
何となくこれくらいあればいいかと思っていましたが、これでは1人分の推奨量にも満たなかったみたいです。
いかに私がイメージだけで防災用品を買い集めていたかがよくわかりますね。。。
トイレに関しては推奨量まで備えておきたいので、今回同じものを追加で購入しました。
驚いたのが、このインフレの時代に以前のものよりも安価になっていて、かつ、性能がアップしていたことです。
<2017年購入商品>
SANYO 簡易トイレセット30回分(抗菌性凝固剤×30、排便収納袋×30)
使用期限:10年
購入金額:3,510円 (※1回分117円)
<2024年購入商品>
SANYO 簡易トイレセット80回分(抗菌性凝固剤×80、排便収納袋×80)
使用期限:15年
購入金額:5,110円 (※1回分約64円)
もちろん大容量のほうが単価が安くなるという面はあるのですが、それでも7年前と比べたらだいぶ安い!
しかも、使用期限が5年も延びていて、なんてありがたいのだろうと。
思い切って50回分ではなく80回分のほうを買ったので、これで元々持っていた30回分の使用期限が切れたとしても、2039年までは買い足し不要と思います。
こちらの商品を選んだ理由は、2017年購入当時、防災ムックのベストバイに選ばれていたから。
シンプルでコンパクト、安心の日本製です!
トイレの備え|どこかに避難する場合のことも考えてみる
繰り返しとなりますが、先述の非常用トイレは、洋式便器にセットして使用するタイプのものです。
当初想定通りに在宅避難ができていれば問題ありませんが、仮に自宅以外のどこかに避難するといった場合には適していません。
そこで、非常用持出袋に入れる目的で、携帯タイプの非常用トイレも新たに購入してみました。
元々、非常用持出袋には、簡易的な携帯トイレ1回分だけは入れていたんです。
といっても、2017年に先ほどの非常用トイレを買ったときにオマケとしてもらったやつで、使い道がないからとりあえず非常用持出袋に放り込んでいただけなんですが…(笑)。
でも、やっぱり1回分じゃ足りないでしょう…と、今回はしっかりと自分の意思で買いました。
実際に使える場所があるかはわかりませんが、避難時だってトイレの不安はなるべく少なくしたい。
非常用持出袋には、4回分の携帯トイレを入れることにしました。
なお、この「4回分」に根拠はなく、リュックに入れて持ち運ぶとするとこのくらいが限度かな~という、個人的な判断に基づきます。
トイレだけ持って避難するわけにもいかないし。
こちらの商品を選んだ理由は、日本製で、パッケージデザインが他の商品と比べるとマシだったから。
携帯用トイレは、正直、あまり好みのものがありませんでした。。。
現在売り切れ中で商品リンク貼れませんが、購入したのはこちらのお店です↓↓↓
ツインクルグッズ楽天市場店トイレの備え|我が家としてのまとめ
我が家の防災、トイレの備えとしては以下です。
<メイン・在宅避難用>
・洋式便器にセットして使用するタイプの非常用トイレを70回分用意する
※1人1日5回×7日分×2人分=70回分
<サブ・非常用持出袋用>
・手に持って使用するタイプの非常用トイレを8回分用意する
※1人4回×2人分=8回分
これでまず、一番気になっていたトイレの心配事が解消しました。
次回に続く…
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