9月18日に大阪・関西万博に行ってきました。
次は私が万博でやりたかったことの話。
いつの間にか混みまくってるらしい…
万博のあまりの混雑ぶりが話題になり始めたのが、9月12日頃。
パビリオンは数時間待ち、いや、そもそも人が多すぎて並ぶことすら困難。もうパビリオンにはこだわらず、大屋根リングに上って万博の雰囲気を楽しむことを考えたほうがいい、なんていうコメントも目立つようになってきていました。
私としては埼玉から大阪の万博会場まで泊まりがけで行くわけですから、それはもう可能な限り楽しく過ごしたいわけです。ですが、来場日が近付いてくるにつれどんどん不穏な空気になっていって、こりゃー無理だわ…と。。。
幸い私の大阪旅行は、初日が大阪市内観光、2日目が万博、3日目が太陽の塔見学という2泊3日プラン。
万博はもうオマケ程度に考えて、無理はせず、体力温存の方針で。これが、前回書いた「パビリオンの待ち行列に並ぶことは最初から放棄する」にもつながっています。
その代わり、そこまで無理せずとも実現できそうな「やりたいこと」をいくつか準備していきました。
無目的にフラフラさまよっても楽しめるフェーズは既に終わっているみたいだったんで、ささやかでもやりたいことを決めておいたほうが、会場に飲まれなくて済むかなと。
万博でやりたかったこと:思い出作り編
①万博会場内バス「e Mover」の自動運転バスに乗る
⇒ 達成できた
これは8月にチケットを取った当初から、一番にやりたいと思っていたことです。
万博会場内の外周路を走るバス「e Mover」には通常バスと自動運転バスの2種類があって、1回乗車は400円、1日乗り放題は1,000円。
会場内の単なる交通手段として使われているバスなんですが、自動運転のほうだと1便あたり定員9名の事前予約制で、予約時に予約証代わりの記念乗車証がもらえるんです。
乗車時間は20分。これなら人混みを避けつつバスの中で良い感じに休憩できそうだし、思い出にも、記念にもなりそう。
張り切って朝イチでバス停まで行ったら、自動運転バスの予約受付を待っている人なんて一人もいませんでした(笑)。どの便でも選び放題で、無事乗車証ゲット!

歩行者は入れない南側の大屋根リングの下を走行する区間。一番前の席に座り、かぶりつきで風景を眺めてます。

暑さも人混みもピークを迎える午後の時間を、バス車内で快適に過ごせて大満足!
乗り放題券買ってたんで、その後、まだまだ空席のあった逆ルートの自動運転バスにも乗車しました~。
ちなみに自動運転とはいっても無人ではなく、運転席には運転士さんが座ってます。(ハンドルには触ってませんよアピールをしてくれます)
②ミャクミャクモニュメント2体と、EXPO2025モニュメントを写真に収める
⇒ 達成できた
皆さんがよく記念撮影しているモニュメント。
私も写真に収めるべく、事前にしっかり場所を調べてから行きました。会場の広さを考えると、通りすがりに偶然遭遇するとも限らないのかなと…。
昨日のアイキャッチが「ミャクミャクモニュメント「ワクワク」」、今日のアイキャッチが「EXPO 2025モニュメント」、下の写真が「ミャクミャクモニュメント「いらっしゃい」」。撮れてよかった!

③大屋根リングの上を一周する
⇒ 達成できなかった
今回の大阪・関西万博のアイコン的存在といえば大屋根リング。
混雑でパビリオンは満喫できないとしても、大屋根リングをこの目で見て、その上を歩いてみることで、万博に来たという実感が湧くのだろうと思ってました。
私も万博に行く前は「大屋根リングを一周するぞ!」と息巻いていたんですが、あっさり挫折。
上に上ることは上って、リング内側にある海外パビリオンの建物を眺めながらゆっくりと歩き出したんですが、雨が降り始めまして…。
体力的にも時間的にもこれを一周するのはキツイんじゃないかと、早々に諦めました。そんなことよりお昼ごはんにしようと(笑)。朝何も食べずに来たからお腹空いた…。
上ったのは柱番号15番付近のエスカレーターで、時計回りに歩き、下りてきたのは57番付近のエスカレーター。角度でいうと歩いたのは120度分くらい。本当はもっと早く下りたかったけど、38番付近のエスカレーターには上りしかなくて下りられず(笑)。


万博でやりたかったこと:食べ物編
④マレーシア館のロティーチャナイを食べる
⇒ 達成できた
全幅の信頼を寄せていた『万博お得技ベストセレクション』の、テイクアウトフードランキング2位だった食べ物です。
私が一番食べてみたかったのがこれで、テイクアウトで回転が早いとの情報を信じ、まあまあ長い行列にも臆せず並びました。
パビリオンには並ぶ気がなくても、食べ物だったら並べます(笑)。
11時台後半に並び始めてから食べ物を手にするまでが15分くらいで、そこから近くのイートインスペースの席が空くのを待つのに13分くらい。確かに行列の見た目より全然早かった!
ロティーチャナイ(1,814円)は、ウィキによると「円くて平たいパン」。添えられている2種のカレーと一緒に食べます。アイステータレ(800円)という甘いミルクティーも注文しました。


美味しかったし、並んでいるときに生地を伸ばすパフォーマンスを見られたのもよかったです。
テーブルで落ち着いて食べられたおかげで、ようやくひと息つけた感じ。
⑤オーストラリア館のラミントンを食べる
⇒ 達成できた
同じく『万博お得技ベストセレクション』の、テイクアウトフードランキング1位だった食べ物です。
これもあわよくば食べたいと思っていて、夜ごはんに買いに行きました。
19時台前半に並び始めてから食べ物を手にするまでが15分くらい。空いていた近くのベンチで食べました。
ベンチに置いて記念撮影。
破いた紙袋に入っているのがラミントン(650円)で、オーストラリアの伝統スイーツだそうです。ついでにオージーミート・パイ(850円)と、アイスカフェラテ(650円)も注文しました。

スポンジにジャム挟んでチョココーティングしてココナッツまぶしてあります。

甘くてふわふわで幸せな味。これは確かに1位!
ほぼ立方体で食べ応えもあり、非常に満足しました。ココナッツが散らばって食べづらいけど(笑)。
⑥うなぎパイジェラートを食べる
⇒ 達成できなかった
パビリオンではありませんが、うなぎパイのキッチンカーで販売されているというジェラート。
もしアイス食べたくなったらこれを食べようと食べ物三番手として控えさせていましたが、食べる機会がなく、すっかり忘れてました…。
万博行ってよかった!
以上が、私が万博でやりたかったことです。
自分の中で優先度の高いものから消化していったことで、比較的達成感が得られたんじゃないかと…。
一人だと「何する?」「どこ行く?」の相談が要らず、気軽に動けますからね。
パビリオンの予約もそうですが、イートインスペースやベンチなんかも、一人分なら空きやすいですし。
あと、想定外に実現できたことは、会場内でおみやげを買えたこと。
どうせ長蛇の列だろうし、私がおみやげ見始めると本当にキリがないんで、最初からおみやげ屋さんには近付かないようにしてたんです。
ミャクミャクのお菓子は新大阪駅でも沢山売られてたから、あとでそれを買えばいいかなと思ってて。
でも、夜の風景も見ようと最後にバスで西の果てまで行ったあと、たまたま通りかかったミャクミャクくじやってるところの併設店が空いていて、簡単におみやげ買えました。
どうやら私が入店したのは、最終入店時間の3分前だったみたい。ラッキー!
で、これ買ってきました。フィギュアマグネット付きクッキー缶と、マシュマロが添えられた貯金箱。

ばらまき要素の全く無い、完全なる我が家のためのおみやげです(笑)。
そんな感じで一日が終了。
西ゲート9時枠入場&行列には近づかない方針で時間的には余裕があったものの、いかんせん私の体力がなく、立ち入れてないエリアも相当残りました。
あと、本当は夜にも大屋根リングに上ってみたかったんですけど…。ベンチでラミントン食べてたらまったりしてしまい、疲れそうだからもういいかと(笑)。
まぁでも、恐れていたほど悲惨な状況にはならなかったんで、それなりに準備をしていった甲斐はあったんじゃないかと思ってます。
これで私も「万博に行ったことのある人」になれました!
近場に住んでいたら、私も通期パス買って通いたかったな~。
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