専業主婦になっておよそ1年半。
相変わらずどこにも通勤しないけど、おこづかいで通勤定期券を買ってみました。
誰も払ってくれない交通費
私にとって会社を辞めた一番のデメリットは多分これです。
通勤定期券を持てなくなったこと!
会社員時代の勤め先が都内だった私は、埼玉から都内に出られる定期券を長年携行していました。
会社の最寄り駅以外でも、自分が普段利用したい駅はほぼほぼ通勤ルート内。
そのため、休日でも交通費がかかることはほとんどなかったのです。
でも、会社を辞めたら誰も定期代を支給してくれないんですよねぇ…。
まぁ当然なんですけど。。。
それでも都内には出たい!
例えばこのブログで頻繁に上げている【株主優待利用】。
行き先は副都心エリアが多いですが、この辺も元々は定期券でカバーできていた範囲です。
それが、会社を辞めてからというもの、出掛けるたびにまぁまぁ交通費がかかるわけですよ。
交通費がかかるから都内には行かない!とはなりません。
だって好きなんです!都内が。副都心が。
とはいえ、モバイルSuicaのチャージ残高がどんどん減っていくのを見るのは精神衛生上よろしくない(笑)。
毎回手動で3,000円チャージするんですけど、すぐに足りなくなってまたチャージ…。気分はよくないですよね、やっぱり。
通勤定期券を買えば、最初にまとまったお金はかかるものの、あとは乗り放題です。
乗り放題、なんて素晴らしい響き!
実際に定期券の元が取れるほど電車に乗るか?ってことでいうと、多分乗らない可能性が高い(笑)。
でも、私にとっては「乗り放題」の安心料が高く見積もられているので、それも加味すればいい勝負かなと。
以前ラテマネーの話で書いたんですけど、まとまって先払いすることに安心感を得るタイプの人間なんです。
娯楽品として定期券を手に入れる
このタイミングで定期券が欲しいと思ったきっかけは、サンマルクカフェの閉店。
なんじゃそりゃ…って感じかもしれませんが、いつも利用していた店舗がなくなったことで、平日の行動パターンを変えざるを得なくなったんです。
閉店店舗に代わる快適なサンマルクカフェを探し求めた結果、より都会に出ていくしかなくなりました。
そんなときにタイミングよく登場していたのが「オフピーク定期券(※)」。
(※JR東日本が2023年3月18日から発売開始した、平日朝のピーク時間帯以外で利用できる通常の通勤定期券より割安な定期券)
これだったら多少安く手に入るし、アリかも?って。
また、会社を辞めてから遠ざかっていた読書を再開したことも理由のひとつ。
ワタシ的に紙の本を読むのに一番適している場所は電車内なので、「本を読むためにもっと電車に乗りたい!」っていう欲求を定期券が満たしてくれそうです。
普段交通費を節約しているつもりはないですが、それでも定期券を持っていた時代と比べると、行動には制約が掛かっていました。
例えば、往復500円かけて400円のモーニングを食べて帰って来るだけじゃ、ちょっと割に合わないかなぁ…とかは考えちゃうわけですね。
本当はあの駅にしかないスーパーで買い物してから帰りたいけど、そのためだけに途中下車するのはもったいないか、、、とか。
これって多分、交通費をそのあとの活動費に上乗せして考えちゃうのが原因なんです。
先のモーニングの例でいうと、あくまで交通費500円、モーニング400円なのに、モーニングに実質900円かかるかの如く考えてしまうわけです。
でも、定期券として交通費分を前払いすれば、少なくともそこは切り分けられる。
毎回かかる電車賃は面白味の無い交通費だけど、定期券は自由に電車に乗れる権利を手に入れるための娯楽費なのだ!って考えれば、悪くない出費かなぁと思えてきたわけです。
まずはお試しで6か月。
移動区間と値段のバランスを考え、ひとまず6ヵ月29,870円のオフピーク定期券を買ってみました。
通勤しない私には特定の目的地があるわけではないので、乗車駅と降車駅は自分で自由に決められます。
乗車駅が自宅最寄り駅である必要もなければ、降車駅が会社最寄り駅である必要もありません。
なので、まず金額ありきで、その金額の区間内で最大効果が得られるであろう駅を選びました。
ちなみに、もう1ランク上になると6ヵ月41,250円に跳ね上がり、これだとちょっと高い。
5,000円/月と7,000円/月じゃ結構違いますよね。
まぁひとまずこの6ヵ月29,870円の定期券を持って半年間過ごしてみてどうなるか…。
半年経ってあまりに元が取れてないようだったら、分不相応だったと反省します。。。
どんどん街に繰り出すぞー。
半年後の検証記事です。よろしければあわせてどうぞ。
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