2022年6月に実施された第161回の日商簿記検定試験で3級に合格しました。
勉強法として私が選んだのは、独学ではなくクレアールという通信講座でした。
この記事では、私が受講した通信講座について記載します。
私が簿記3級を受験したきっかけについては下の記事をどうぞ。
簿記3級の勉強法として通信講座を選択した経緯
そもそもなぜ独学ではないのかですが、これについては先日の記事でも軽く触れたとおりです。
目標が「簿記3級合格」ではなく「簿記3級レベルの知識と技術を身に付ける」だったので、きちんと理解するために誰かに教えて欲しい!
仮に独学を選択したとしても、傾向と対策とパターン学習を武器に合格をもぎ取れたと予想しますが、それでは意味がなかったんですね。
誰かにちゃんと教えて欲しいとは思ったものの、どこかのスクールに通うような面倒なことをする気にはなれません。
誰かが教えてくれて、かつ、自分のペースで勉強できそうなもの、、、というところで、通信講座にたどり着きました。
独学と比べると心配なのは費用面で、一体どのくらいかかるんだろうという感じでしたが、調べてみると、あれ?意外と安い?
もちろん講座によって様々ですが、私の想像を下回る受講料のものもチラホラありました。
特に、3級単独ではなく、3級+2級のセットプランで受講すると、費用がかなり抑えられるみたいです。
2級については3級に受かってから考えればいいやと思っていたけれど、こんなに安くなるなら最初から2級まで視野に入れたほうが良さそう…。
通信講座で3級+2級セットプランを受講する方向で改めて検討しました。
通信講座の中でクレアールを選択した理由
通信講座を選ぶ際に、私の中で候補として名前が挙がったのは以下3社です。
①スタディング
②フォーサイト
③クレアール
いずれも私の想像よりも受講料が安く、かつ、それなりに評判も良さそうでした。
この中で圧倒的な低価格を誇っているのが①スタディング。
もちろん安いのには理由があって、テキストも問題集もWEBでの提供のみで、郵送されてくる教材は一切無しとのこと。
おばさん的には紙の教材がないのはちょっと不安なので、却下しました。
スキマ時間を有効活用して資格取得を目指すというスタディングのコンセプト自体が、今の私の環境ともアンマッチでしたしね。。。
②フォーサイトと③クレアールは、費用面では大きな差はありません。
キャンペーンを活用するとクレアールのほうが数千円安くなるという程度の違いです。
それぞれパンフレットやサンプル講義動画を見比べてみて、私が気になった違いはこんなところでした。
<講義動画>
②フォーサイト:教材VTR感があってしっかりした印象。教材を映しているときには講師は映らない。
③クレアール :リアルな講義に近い。常に講師が右下に映る。
<テキスト>
②フォーサイト:フルカラー
③クレアール :白黒
この辺になってくるともう好みの問題ですが、フォーサイトが大々的に謳っている「フルカラーテキスト」が、私にとってはあまり意味のあるものには思えなかったんですよね。。。
この色の付け方だったら、黒一色のほうが気が利いてるんじゃないかなと。申し訳ないですが。
講義もクレアールのほうが臨場感があり、私にとっては面白かったです。
最終的にクレアールの通信講座を受講することに決めました。
私が申し込んだクレアールの簿記講座
<申込講座>
簿記検定(3級・2級パック)
2022年6月3級・11月2級目標マスターWeb通信
<価格>
34,800円 ※2022年2月のキャンペーンで申し込みました
講義はWEBでの視聴となりますが、その他の紙教材はダンボールでドドンと一式送られてきました。
これが簿記3級の教材。
積み上げるとこれくらいです。
こちらは簿記2級の教材。
積み上げるとこれくらいです。
とにかく教材の量に圧倒されました。
34,800円払ってしまったためもう後には引けず、やるしかないのですが…。
クレアール簿記講座を受講した感想
クレアール簿記講座の講義動画に関して言えば、これはもう全く洗練されていません。
講義で映すスライド資料にはちょいちょい間違いがあり、「あ、すいません、ここ間違ってますね、アップする資料のほうは後で直しておきます」と講師が訂正する場面を何度見たことか。。。
他にも言い間違いや書き間違い、電卓を叩き間違えて答えが合わず再度叩き直すとか、そんな場面もめずらしくありません。
講義動画は録画なのに、これでそのままアップしちゃうんだ!と、最初はかなり拍子抜けしましたね。
まぁ良くも悪くもリアル。
これでも時々は取り直しをしているらしいので、取り直しているときは何が起きているんだろうと逆に興味をそそられます。
講師は人の良さそうな公認会計士のかたです。
ゆるキャラのようだと評されているのをチラホラ見かけましたが、まぁそんな感じかと。
ちょっとした間違いくらいでは全然憎めないというか、まぁこれもご愛敬かなと思わせる何かがありますね。
講義動画を飽きずに最後まで見られたのは、講師のかたの魅力による部分が非常に大きいです。
あと、動画についてですが、講義動画以外に紙の問題集の解説動画も全問分用意されています。
これは地味にスゴイので、もっとアピールすればいいのになぁと思いました。(私はそんな動画があることにしばらく気付きませんでした。。。)
全体としては非常に満足。
これが34,800円ならリーズナブルというか、むしろ安いんじゃないでしょうか。
クレアール簿記講座を受講して臨んだ検定試験の状況
最後に、クレアールの簿記講座を受講して臨んだ日商簿記検定の受験結果を記載しておきます。
<日商簿記検定3級>
講座の目標月である2022年6月実施の第161回試験を受験し、合格しました。
得点は100点でした。(※100点中70点で合格)
参考) 第161回3級受験者データ
受験者数(申込者数) :43,723名
実受験者数 :36,654名
合格者数 :16,770名
合格率 :45.8%
<日商簿記検定2級>
講座の目標月である2022年11月実施の第162回試験を受験予定です。
引き続き頑張ります。。。
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