我が家の防災について改めて考えてみた、第5回。
今回はガスの備えについて考えます。
※前回の記事はこちら
ガスの備え|ガスの備えといえば昔も今もカセットコンロ
水道、電気に並ぶライフライン、ガス。
災害時にはガスも使用できなくなるであろうことから、ガスの備えも必須とされています。
災害時のガスの備えといえば、カセットコンロが一般的です。
電気の備えとしてポータブル電源やソーラーパネルを持つのが防災界隈の主流になりつつあるのに対し、ガスに関しては数十年前からあまり変化がありませんね。
そんなカセットコンロ、我が家では一度も所有したことがありません。
そもそも防災用に限らず、家でお鍋をするときなどに日常使いしているご家庭も多いと思われるカセットコンロ。
でも、私にとっては何だか面倒そうに感じられてしまうんですよねぇ。。。
ガスの備え|私がカセットコンロを持たない理由
ポータブル電源とは違い、カセットコンロは高級品というわけではありません。
主流のものは数千円。購入をためらうほどの金額ではなく、私のおこづかいでも充分買えるレベルです。
でも、カセットコンロに関しては買って終わりというわけにはいかず、以下の点がネックになっています。
- カセットボンベを併せて購入する必要がある
- カセットボンベには使用期限がある
- カセットボンベは使い切らないと処分できない
イワタニのホームページで確認したところ、現在のカセットボンベの使用期限は7年が目安になるそうです。
非常用にある程度まとまった量のカセットボンベを常備し、7年ごとに使い切って、入れ替える。
なんか想像しただけで無理だなぁという気がします。
本当はカセットボンベこそローリングストックすべきなんでしょうけど、
- 普段使いの卓上調理器としては、電気が熱源のグリル鍋を使用している
- 卓上で火を使うのが怖い
という理由から、自分がカセットコンロを積極的に日常使用するイメージが浮かばないのです。
非常用と割り切って、期限が来たら屋外でガスを抜いて処分するという手もありそうですが、面倒だし非経済的。それに、普段使えていないようなものを非常時に使えるのか?という疑問も残ります。
となると、やはりカセットコンロは持つべきではないのかなと。
ガスの備え|割り切りも必要ということで…
とはいえ、雑誌やネットに書かれたどんな防災記事でも「カセットコンロは必須」と書かれています。
防災について興味が湧けば湧くほど、カセットコンロを持っていないことが心配になり、やっぱりあったほうがいい?でも使える?と、私にとって気掛かりな存在になっていきました。
でも、今回改めて考えてみて決めました!
我が家ではカセットコンロは備えない。これを結論にして、もう考えるのは止めることにします。
前回「電気の備え」のときに記載しましたが、水道、電気、ガスの中で、最も復旧が遅いと見込まれているのがガスです。
だからこそカセットコンロを備えるべしという論調なわけですが、電気が先に復旧するなら、むしろそれを待てば良くないか?と。
そもそも、我が家における普段のガスの用途は以下2種類。
- 給湯器(お風呂、洗面所、キッチン)
- ガスコンロ
これを目的で言い換えるとすると、つまり、こういうことです。
- お湯を沸かす
- 加熱調理をする
この目的をカセットコンロ+鍋で達成しようとしているわけなので、それだったら、電気の復旧を待ってグリル鍋を使えば済む話なのでは…と思ったわけです。
もちろん、必ずしも電気が早期復旧するとは限らないわけですが、電気の早期復旧を祈る姿勢で「電気の備え」を検討した以上、「ガスの備え」でも同様の前提に立たないと変だよなぁと(笑)。
ということで、ガスに関しては自信を持って備えないことにしようと思います。
ここはもう割り切る!
ただ、カセットコンロの代わりといってはなんですが、保険として、使い捨てのモーリアンヒートパック(発熱材)だけは買っておきました。
電気が復旧する前に、どうしても何かを温める必要が出てきたら、これを使うことにします。
使用期限は5年。カセットボンベより短いですが、これなら期限が来ても簡単に使い切れるし、非常食を買うついでにネットの防災系ショップで買えるので、負担感は少ないかなという判断です。
ガスの備え|我が家としてのまとめ
我が家の防災、ガスの備えとしては以下です。
・カセットコンロ+カセットボンベは備えない
・電気が早期復旧することを祈り、電気復旧後はグリル鍋で代替する
・但し、電気復旧前の保険として、モーリアンヒートパックを少量用意する
今回グリル鍋についても調べていて、これを機にグリル鍋を新調するってのもいいかも!と思いました。
防災全く関係ありませんが(笑)、今使ってるやつ、だいぶ古いので…。
いつになるかわかりませんが、次回に続く…
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